純白のアコガレ

「なぁ、Atri」
「これ付けてみて」

何気なく手渡されたのはガラコサージュ。
思わず受け取ってしまったけれど。

ジュノ上層の教会で、手渡された淡いピンクの花。
その意味を計りかねて、私は口をつぐんだ。


これって……



※2005/5/18 追記

「………」




「………なぁ」




「これつける位なら、サブリガ履くとか言うていい？」





注）Atriさんのポリシー
『♀キャラのサブリガは、ネタにならないから履かない』



頑なです。



が、それをも覆す、ガラコサージュの存在。



ヴァナで初めて純白のドレスを見た時から、
心に誓ったことがあるんだ。


すなわち『オパーライン一式、ただの一度も纏わぬままヴァナ人生を終える』


いや、ヴァナ恋愛否定派とかでなくてですね。



単に似合わないから。


Tohkaなら着てもいいです。カワイーだろうし。

でもAtriでは嫌。ぜってーやだ。



ちなみにAtriで着たくない装備の順位。


リザード一式　＜＜＜　サブリガ　＜＜【超えられない壁】＜＜　オパーライン




「何もらったん？」
「こさーじゅ…(´д｀)」
「うはｗｗ」
「俺も見たいｗあーちゃん、つけてよｗｗ」

だまらっしゃい！お前も敵か！！


何とかタゲをそらそうと、別の話題を持ち出すも無駄。

「いいからつけろよ！ｗｗ」
「やだ。ってか、何でそんな必死なんだよ！」
「見たいじゃんｗｗ」


納得できるかァァアアァァ！！！


そもそもだな！
おまえ、つい最近ヴァナカノが引退したばっかだろ！？
相当本気だったらしく、結構な凹み具合で、
ついさっきまで、弱音と想い出話を聞いてた矢先ですよ？
場所が教会なのは「最近毎日ここで祈ってた」とかいう女々しい理由で。
そんな彼女との想い出の品とも言える、コサージュをよその女に渡して「つけろ」？

てめえ何考えてんだあああああ！！！！！


ぎゃーぎゃー言ってたら、面白そうだ混ぜろとが参戦。

「あああさん、いい所に！」

おもむろにコサージュをトレードにかかります。
少々訝しげだったものの、素直に装備してくれました。

………カワェェ……ｖｖｖ

３人で、コサージュ装備のぷりてぃ猫さんをしばし堪能。

「ああ、そうだｗ【まってろ】」

そう言うと、あっさりコサージュ返却。モグハに走っていきました。


再び、鞄に戻ってきたコサージュをどうしたもんかと悩んでいると、
がトイレ離席へ。



これは……チャンスなのか……ッッ？？



………覚悟を、決めるか。


色眼鏡を外し、コサージュを髪に留めました。



「似合わねえええええ！！」


あーあーもー似合わねー似合わねー。
そうだよ、はなっから予想できたんだよ、ンなこたよォォォ！！

判っていたのに、装備したのは
が抜け殻という事実があるからで。


装備したのに見せてやんねという、単なる嫌がらせ。


嫌がらせ　＞＞＞　ポリシー



「ちとそのままね～」
「よっしゃ、写真撮ったｗｗ」


撮ってんじゃねえ。肖像権で訴えるぞ。


「これをに送っ……」


【死】【これを君にあげましょう】＾＾＾＾＾＾＾＾


をシメるのは後にして、
とりあえずが戻ってくる前に、色眼鏡チンピラに戻ります。
その直後、がモグハから帰ってきました。
そして、飛んでくるトレードの要求。



ひどく、嫌な予感がした。



オパーライン一式。



「ぎゃあああああああ」


絶叫して、思わずトレードをキャンセル。


「む。持ちきれんか？」
「いやいやいや、そうでなくって！」
「ってか、何でそんなもん持ってんスか！！」

問いには答えず、２度目のトレード要求。
今度はさすがにキャンセルできず、渋々受け取り。








結局、着た。








帰ってきたにも見られた。















ヨシ！死のう★ｐ(＾－＾)ｑ





もし、今後何かの間違いでヴァナ婚することになったら、


どんなに嫌がられても暗黒ＡＦ一式を貫こうという、密やかな誓い。





『ヴァナ人生において、ドレスは着ない』



ここに、陥落。







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おまけ。


ここぞとばかりにされた嫌がらせ。







とりあえず、だ。寄るな野郎共。






2005/5/18 追記
数日後に彼女、復帰しました。
その頭にコサージュを見たときは、ぶっちゃけ血の気が引きました…ひぃぃ
どんどんフレに言えないブログになってくわー。
ヴァナ身内にここが知れたら、この記事たぶん消えます。